卒業 (講談社文庫)

卒業 (講談社文庫)

これは「私が彼を殺した」の前に読んでました。加賀刑事の大学時代の話です。だから「私が彼を殺した」を読んだ時に出てきた加賀刑事って、あの加賀恭一郎?って思ってしまいました。
茶道の作法を使ったトリックが図を書いて説明してるのですが、イマイチ頭に入ってこなかったんですよね。ストーリは読みやすくおもしろいのですが、このトリックがスムーズに入ってきたらもっとおもしろく読めたのかなと思います。

眠りの森 (講談社文庫)

眠りの森 (講談社文庫)

こちらも加賀刑事が出てきます。バレエ団を舞台にした殺人事件で、このバレエ団のバレリーナと加賀刑事との恋愛物語もあります。こっちのが気になると言えば気になるかもしれないです。
しかし、どうもこのバレリーナの子がタイプではないので悲恋でも別にかまわないって思ってしまいました。
「卒業」の同級生の子(名前忘れましたが)のがわたし的にはいいかもしれない。